実証実験データ

●野菜花き試験場

防水型循環扇付小型温室(18x6x3[m])で実験。5-7℃の効果確認。

3ヶ月間に渡る冷却効果を未実装の比較温室と共に測定。
外気温が30℃を越える条件では約50%の時間で4.5℃以上、最大9.5℃の冷却効果を確認。

循環扇を使わず換気扇のみで冷却した場合でも、5-7℃の効果を確認。つまり温室の換気性能が充分であれば換気扇のみでも循環扇使用時同等の冷却効果が得られることになる。ただし換気扇のみの場合、温室内部を撹拌できないため、循環扇使用時に比べ冷却完了までの時間が多少長くなる。(ポンプユニット内のタイマーで対応可。)

●港区エコプラザ(東京都)
建物外部に設置し真夏の高温時の気温低下を検証。

※測定日時 2012/8/26 17:30〜18:00
(表示温度範囲 24.5〜32.0度)

●冷却温度はミスト蒸発量で決まる。
●ミスト粒径は小さいほど蒸発しやすいが、
 閉鎖空間で飽和温度に近いとその限りではない。
●他の要因として湿度・風や対流の有無も大きく影響する。
結論➡提案方式のミスト冷却能力で低コストによる冷却が可能。

●長野県野菜花き試験場(長野県)
温暖化によるハウス内の高温による野菜や花きの品質および
収穫の向上効果を検証。
結果:
秋取り桃太郎では収量向上が期待できた。(2014年度実証実験結果より)

●河内椎茸園(東京都)
乾燥対策として、すずミストの加湿機能を検証。
結果:
温室内の加湿条件を均一に保つことが可能なり、不良品による損失を軽減することが確認できた。(2015年1月実証実験より)

実証実験データ